分類ルールビルダー

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【作成中】

分類ルールビルダーとは、分類によるグループ化を独自のルールによって自動で行う機能です。

分類を行う場合、以前は、分類インポーターにてtabファイルをアップロードして、各項目をグループ化するしかなかったのですが、
この分類ルールビルダーという機能が後から追加され、自動処理が可能になりました。
分類インポーターのデメリットは、項目が追加される度にtabファイルをアップする必要があるため、運用に工数がかかってしまう事です。
しかし、グループ化の条件が特定のルールに基づいている場合は、
分類ルールビルダーでルールを指定する事で、tabファイルアップしなくても、自動でグループ化を行う事ができます。

bunrui rule builder1.jpg

作業手順は公式のヘルプページがわかりやすいので、ご確認ください。
参考:Analysis公式ヘルプ「分類ルールビルダー」


注意点

分類ルールビルダーは便利な機能ですが、利用のためには、分類する項目にグループ化のための識別子がないといけません。
そして、グループ化の条件が特定のルールに基づいている必要があります。
(識別できるものがなく、ランダムに分類されているものは、ルールに沿って分類できないので、当然ですが。)

活用例:URLを分類して、自動にドメインと第1ディレクトリを取得

PropでURLを取得している場合、分類ルールビルダーをつかえば、
そのURLを自動で分類して、ドメインや第1ディレクトリなど、特定の箇所だけを取得する事が可能です。
まず、正規表現を用いて以下のようなルールを設定します。

bunrui rule builder2.jpg

上記のセットした条件について説明します。

①正規表現に「https?\:\/\/([^\/]+)\/([^\/]+)」と記載して、これに一致した箇所を分類に活用します。
②試しに分類してみたい項目をサンプルキーに入力します。
 ここでは、「https://sample.com/d1/d2/d3/d4/sample.html」をサンプルとして記入しています。
③正規表現に一致した箇所は、一致グループの$0に該当します。
 ②のサンプルに①の正規表現をかけた場合、https://sample.com/d1が一致箇所になっています。
④①の正規表現では、「()」を用いて文字列をグループ化しています。
 このグループに一致する文字列は先頭から順に、$1,$2,,,と該当していきます。
 ここでは、$1にドメイン、$2に第1ディレクトリが該当しています。

(正規表現の詳しい説明は割愛します。簡単な説明ならヘルプに記載がございます。)
なお、④の一致グループ$0、$1、$2は分類後の値として利用する事が可能です。

bunrui rule builder3.jpg

上記のセットしたルールについて説明します。

①宛先には、条件に一致した項目を、どのような値に分類するかを指定します。
 ここでは、さきほどの$1と$2を用いて、「$1/$2」と指定しています。
②テスト用ルールセットをクリックすると、このルールで分類がうまく行えるかテストできます。

bunrui rule builder4.jpg

上記のテスト結果について説明します。

①サンプルキーには、ためしに分類してみたい対象をサンプルとして記入します。
 「テストを実行」をクリックするとテストが開始されます。
②テスト結果として、分類後の値が表示されます。
 ここでは、宛先に「$1/$2」を指定したので、「ドメイン/第一ディレクトリ」の値が表示されました。

テストの結果、狙い通り、URLからドメインとディレクトリを抜き出せることが分かったので、
このルールをアクティブ化すれば、今後、このURLはtabファイルをアップしないでも、自動で「ドメイン/第一ディレクトリ」という形に分類されるようになります。

もちろん、正規表現と一致グループを工夫して、
「URL」という1つのディメンションを「ドメイン」「第1ディレクトリ」「第2ディレクトリ」など、他の分類としても取得できます。
その他の活用例としては、入力フォームの情報をAdobeAnalyticsで取得したい場合、各記入情報を「/」でつなげて1つの文字列として1つの変数で取得し、
その後、分類ルールビルダーで各記入情報に分類する、というような活用術も考えられます。

prop変数とeVar変数は数に制限があるので、この分類ルールビルダーという機能は、工夫しだいで変数の節約に大いに役立ちます。