滞在時間

From Adobe Analytics百科事典
Jump to: navigation, search


「滞在時間」はWeb解析では一般的な用語で、ユーザがウェブサイトのページを開いていた時間のことを指します。
ページレポートで使われることが多く、「滞在時間」が長いほどそのページのコンテンツに興味を持っていると考えられます。
ただし、「滞在時間」という日本語が示す挙動とは多少異なりますのでご注意ください。

参考:Analysis公式ヘルプ「滞在時間」


滞在時間の計算方法

Adobe Analyticsでは「滞在時間」は「タイムスタンプ」の差分で算出されます。
「タイムスタンプ」とは自動的に記録される時刻のことで、ページの閲覧を開始したタイミングで記録されます。
例えば訪問者がページAを閲覧開始した場合、閲覧開始した時刻が記録されます。次にページBの閲覧を開始した際にBページの閲覧開始時刻が記録されます。
この、連続した2ページで記録された時刻の差分を「滞在時間」として算出します。

Metrics-TimeSpent-Overview.png

この例では、ページAやページBの滞在時間は以下のように計算されます。

「ページAの滞在時間」 = 「ページBのタイムスタンプ(October 13,2015 at 13:45 AM)」 - 「ページAのタイムスタンプ(October 13,2015 at 13:41 AM)」 = 4分
「ページBの滞在時間」 = 「ページCのタイムスタンプ(October 13,2015 at 13:51 AM)」 - 「ページBのタイムスタンプ(October 13,2015 at 13:45 AM)」 = 6分

では、「ページC」の滞在時間は何分になるでしょうか。ページAやページBの計算式にならうと以下の式で算出できることになります。

「ページCの滞在時間」 = 「離脱のタイムスタンプ」 - 「ページCのタイムスタンプ(October 13,2015 at 13:51 AM)」 = ??

しかし、「タイムスタンプ」はページが閲覧開始されたときに記録されるものなので、訪問者が離脱した場合の「タイムスタンプ」は記録されません。
この場合、Adobe Analyticsでは「ページCの滞在時間=0分」とみなします。
ページCで訪問者はすぐに「×」ボタンでページを閉じたかもしれませんし、コンテンツをじっくり読んでいたのかもしれません。
ページCを開いたまま席を外したかもしれませんし、PCを再起動していたのかもしれませんが、どのような状況であろうと、タイムスタンプがわからない場合は 滞在時間を特定することができません。
「滞在時間」は正確な時刻を示すものではないので、何かの判断をする際はこの点にご注意ください。

ただし、以下のようなケースの場合、最後のページの滞在時間は記録可能です。

  1. 最後に外部リンク(クリックすると外部サイトに遷移するリンク)をクリックして離脱した場合。離脱リンクはデフォルトで計測する仕様になっています。
  2. 「×」ボタンで閉じるアクションを何らかの形で計測していた場合
      

等、何らかの形で離脱時のタイムスタンプを記録すれば、最後のページであっても滞在時間を算出することができます。

滞在時間を表す指標

合計滞在時間

Metrics-TimeSpent-Overview TotalSecondsSpent.png

トラフィックディメンションの場合、「合計滞在時間」は各変数のタイムスタンプの差分を合算した時間になります。

参考:Analysis公式ヘルプ「滞在時間」

ページでの平均滞在時間

Metrics-TimeSpent-Overview TimeSpent .png

トラフィックディメンションの場合、「ページでの平均滞在時間」は、合計滞在時間をページの遷移数で割った時間です。
ヘルプでは「シーケンスあたりの平均時間を表します」と表現されていますが、シーケンスは「遷移」と解釈するとよいでしょう。

サイトでの平均滞在時間

★調査中

訪問別滞在時間

Metrics-TimeSpent-Overview TimeSpentPerVisit.png

トラフィックディメンションの場合、「訪問別滞在時間」は、合計滞在時間を訪問回数で割った時間です。
この時、直帰した訪問は計算式に含まれません。

訪問者別滞在時間

Metrics-TimeSpent-Overview TimeSpentPerVisiter.png

トラフィックディメンションの場合、「訪問者別滞在時間」は、合計滞在時間を訪問者数で割った時間です。
この時、直帰した訪問は計算式に含まれません。