Adobe Analytics/導入フロー

From Adobe Analytics百科事典
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Adobeとの契約を終えて、実際のデータ計測をスタートするまでは、手探りで試行錯誤することになりがちです。 無駄な時間と労力を最低限にし、将来に後悔しないようなスムーズなフローについて考えてみました。 導入プランシートに記入して送付し、Adobe Analyticsのカンパニーと管理者アカウントが作成されるところからスタートします。

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工夫したポイント

  • 進められることは先に進めておくことで、期間を短縮する(Adobe IDとページ一覧の作成、サブドメイン検討)
  • RSを最後に複製することで、RS設定の手作業を減らす
  • 後からだと移行が面倒なので最初からDTMを導入する(計測用サブドメインはマルチドメイン時のみ検討)
  • DTMの前にMarketing Cloudを有効化しておく(と確実なのでオススメ)
  • Adobe Marketing Cloudも有効化しておく(共通機能を活用するために必要。TargetやSocial、Audience Managerなどを導入しない場合でも意味がある)
  • Marketing Cloudの有効化を申請するよりも前にAdobe IDを作成しておく

実装の方式を決める

上のフローではDTM活用を前提としていますが、新規導入の場合は、実装と管理が楽で、計測精度が高く、新しい機能を使える最新方式(DTM&AppMeasurement.js&Visitor ID Serviceの組み合わせ)がオススメです。「慣れているから」「安心だから」と旧方式で計測を開始しても、近い将来に旧方式がサポートされなくなったり、新しくリリースされた機能を使いたいのに旧方式では利用できない、という状況になります。途中で方式を切り替えるのは、データの整合性やタイミングなどを考慮する必要があり、想像を絶するほど大変な作業です。コストや調整の難易度が原因で移行を断念するケースも多々。そのため、手探りで勉強しながらでも、最初から新方式でクリーンに導入しておくと良いでしょう。

旧方式 新方式
タグ管理方法 手動
  • カスタマイズを想定した固有コードを各ページに入れる
  • 外部JavaScriptファイルもカスタマイズする
タグマネージャ (DTM)
  • DTM用に全ページ共通のコードを2行入れる
  • 導入後はHTMLの変更が不要
カスタム変数のセット方法 手動
  • ページ内と外部JavaSctiptファイルのコードを直接書き換える
タグマネージャ (DTM)
  • GUIの管理画面で設定できる
  • JavaScriptによる高度なカスタマイズも可能
計測ライブラリ s_code.js
  • 過去のノウハウを流用できる
AppMeasurement.js
  • スマホでのパフォーマンス改善
  • ファイルサイズが小さい
  • 今後の新機能がサポートされる
訪問者IDの管理 デフォルト(s_viクッキー) Visitor ID Service
  • AnalyticsとTargetでIDが共通化されデータ連携が容易になる

計測用サーバーに自社サブドメインを割り当てるべきか?

フローの右に書いたステップです。これは単純に方式が古い/新しいというわけではなく、状況によって必要性が変わります。

サイト内で異なるドメインが混在する場合に、Adobeのデータ収集サーバー(*.omtrdc.net)に自社のサブドメイン(例:stat.my-company.com)をCNAMEで割り当てると、Safariのような3rd-party Cookieを拒否する設定のブラウザでドメインをまたぐ時に訪問(セッション)が途切れなくなります。SSLページも計測する場合は、そのサブドメインのSSL証明書も購入する必要がある点にご注意。

時間がかかるプロセスなので、早めに判断して手配しておきましょう。